坂道マラソン体験記「えびの京町温泉マラソン大会」で学んだ下り坂フォームの落とし穴

2023年に初めて坂道が有名な「えびの京町温泉マラソン大会」に出場しました。日頃からアップダウンのあるコースを走っていたので登りはある程度大丈夫だろうと思っていたんですが、下り坂で膝が完全に壊れてしまいました。

「下りは楽勝だよね!」と思って、ぴょんぴょんとストライドを広げて走ったら、着地衝撃が膝にダイレクトに響いて、後半は歩くのがやっと。完走はしましたが、レース中に気力も身体も持っていかれてしまいました。

それでも不思議なことに「もう一度リベンジしたい」と思ってしまったんです。


2年後、再び挑戦

そして2025年。今年再び同じ大会に出場しました。今回のテーマは「下りを壊さずに走る」こと。

前回の反省を活かして、今回は以下の点に注意しました。

  • 下りは無理にストライドを広げない
  • スピードに任せず、コントロールを意識
  • なるべく重心の真下に足を着く
  • 膝を使わず、ハムストリングスとお尻の筋肉を使うイメージで走る

結果、最後まで余裕を持ってゴールすることができました!タイムは特別速かったわけではありませんが、達成感は段違い。ゴール後も笑顔でいられたのがうれしかったです。


坂道マラソンは登りより「下り」がキツい?

多くの人が「登りのほうが大変」と思いがちですが、実は膝や筋肉にダメージを与えるのは“下り”です。

レース中も、登りを過ぎた後にスピードを上げて下っていたランナーが、後半に膝を押さえて歩いている姿を何人も見かけました。

だからこそ、下りの走り方は「稼ぎどころ」ではなく「壊しどころ」として注意が必要だと感じます。


まとめ:坂道は“ご褒美”じゃない。でも、攻略はできる

2回目の参加で実感したのは、「経験がフォームを変える」ということ。登りの対策ばかり意識しがちですが、下りこそフォームと筋肉の使い方をしっかり理解しておく必要があります。

ストライドを広げて“転がるように”下るのではなく、 重心の真下で“支えるように”下る。

それが、膝を守ってゴールまで脚を持たせる秘訣です。

次回は、実際に行っていた「坂道対策トレーニング」についても紹介していこうと思います!

💬 チャッピーのひとこと:

「下り坂=ボーナスタイム」って思ってた時代、チャッピーにもあったにゃ…でも、今は“脚を壊す罠ゾーン”だとちゃんと知ってるにゃ!