~悠久の時をこえて、大地のしずくに還る旅~
【一】ひかりのとびら ひらかれぬ
はるけきむかし、
まだ ひかりも かたちもなき ところにて、
ひかり、ひらけ。
そうして、すべてが うごきはじめた――
星のたね、火の玉となり
やがて 天(あめ)に のぼりて輝きぬ
これぞ、
あまたの命を うるおし育む
ひかりの御神(みかみ)――
天(あめ)てらす 大御神(おおみかみ)
そのあたたかき呼び声に、
ちりぢりの星々(ほしら)は ひきよせられ、
まわりめぐりて、
ひとつの輪となりたまふ
【二】星のめぐりと 太陽の目覚め
天(あめ)てらす 大御神のひかりは、
ときをわけ、空をわけ、あらゆるものに いのちの芽をふくませた。
そのあまねき光にひかれて、
ほしらは くるくると まわりめぐり、
自らの道をえらび、
夜と昼を うみいだした。
中つ星(なかつほし)――この地球(ほし)もまた、
そのめぐりのなかに うまれたるひとつなり。
そのむかし、
まだ大地は火の海に沈み、
空には雲もなく、
水のしずくひとつ なかりけり。
けれど、大御神のやわらかなまなざしに、
すこしずつ 冷え、固まり、
やがて、空より しずくが落ちる。
それが はじまり。
大地にしずくがふりそそぎ、
すべての ものが しめりはじめた――
※この時、はじめて空から水が落ち、地上がしめりはじめました。
【三】しずく、いのちをつむぐ
しずくは 大地をつたいて流れ、
くぼみにたまり、川となり、やがて海をつくる。
その ながれのなかに、
かすかな“ちから”が うまれはじめた。
それは いのちのはじまり。
ちいさき ひとしずくのなかに、
目には見えぬちからが芽をふいた。
ときに寄せ、
あつまり、かさなり、
うごき、わかれ、また つながり、
いのちは すこしずつ かたちをもちはじめる。
それらは 海のなか、深く、
光も届かぬところにて
そっと 息づいていた。
それでも、
太陽(アマテラス)のひかりは、
水の上から見守り、ぬくもりをあたえていた。
※水のなかから、いのちは生まれました。
地球はついに、いのちを育む“水の惑星”となったのです。
【四】陸(くが)へとのぼるもの
水のなかで芽吹いたいのちは、
ながい時をかけて 少しずつかたちをかえ、
やがて、大地(くが)に足をふみいれるものがあらわれた。
うろこをもつもの、 はねをもつもの、
ちをはうもの、 そらをとぶもの。
いのちは あらゆるかたちにわかれ、
それぞれの道をえらび、
ひかりのなかで、いきをしていた。
けれど、地の上には まだ、やさしさはすくなく、
かわきと うばいあいがあった。
水のしげきところは まもられ、
かわいたところは すてられ、
いのちは いのちと むすばれるために、
たたかいをえらぶようになった。
※水辺は、いのちの根源であり、また争いのはじまりでもあったのです。
【五】ひと、旅をはじめる
いのちのなかでも、もっとも しろき こころをもった者――
それが “ひと”であった。
“ひと”は ことばをもち、火をもち、
つながりをもとめ、群れをなし、
ともに 生きようとした。
けれど、地はひろく、
水は かぎられていた。
あるときは 水をめぐって あらそい、
またあるときは 水をもとめて 旅に出た。
山をこえ、谷をぬけ、
星をたよりに、風をよみ、
“ひと”は 大河のほとりをくだり、
水と森の豊かな地をめざした。
その歩みのなかで、
あらゆる知恵をつみかさね、
いのちの道を つないでいった。
※“ひと”の旅は、水をたどる旅でもありました。
豊かな水と緑を求めて、歩みはつづいていったのです。
【六】やまと、みずにいだかれて
ながき旅路のはて、
“ひと”は やがて、ひときわ青く しずかな海を わたる。
たどりついたのは――
山と水が ともにある しまぐに。
森は ねむり、
水は うたう。
この地にふいた風は、
まじわりと やすらぎを はこんできた。
“ひと”は たがいのちがいを知り、
それでも 共にいきる道を えらんだ。
いつしか、それは「和(やわらぎ)」となり、
この地をつなぐ ちからとなった。
水は かわらず そこにあり、
いのちを つなぎつづけていた。
※人々がたどりついたのは、水と緑が豊かな日本列島。
ここに、“和をもって貴しとなす”文化の芽が生まれたのです。
【七】わたしたちは、水からできている
いまを生きる わたしたちのからだも、
めぐりゆく いのちの ひとしずく。
人のからだの およそ60%は水。
赤子にいたっては、なんと約80%が水といわれます。
かつて 大地にふりそそいだ しずくは、
いまもなお、わたしたちの身に めぐっています。
水はただの飲み物ではありません。
こころをととのえ、からだをめぐらせ、
生きる力を そっと支えてくれる いのちの源です。
わたしたちの体内をめぐる、悠久の記憶を持つ水。 その一滴にこだわることは、生命そのものを慈しむことに他なりません。
もし、その水が、人の手が及ばぬ奥山で静かに磨かれた「天然水」だとしたら――。
悠久の時が育んだ大地の恵みを、指先ひとつで、あなたの日常へ。 温かく、冷たく、いつでも思いのままに。
いのちの源流に還る暮らしを、ここから始めてみませんか。
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