
ラットプルダウンは、ジムのケーブルマシンを使って上からバーを引き下ろす背中トレーニングです。
懸垂と同じ動きをマシンで行うため、負荷を調整しやすく、懸垂がまだできない初心者でも広背筋を鍛えやすい種目です。
ただし、バーを引く方向や肘の使い方を間違えると、背中よりも腕に効いてしまいがちです。まずは軽めの重量で、背中に効かせる感覚をつかんでいきましょう。
| 種目名 | ラットプルダウン |
|---|---|
| メインターゲット | 広背筋 |
| サブターゲット | 僧帽筋・上腕二頭筋 |
| 種目タイプ | マシン・ケーブル |
| ロケーション | ジム |
| 難易度 | 初心者〜中級者 |
ラットプルダウンで鍛えられる部位
ラットプルダウンで主に鍛えられるのは、背中の広がりをつくる広背筋です。あわせて、肩甲骨まわりの僧帽筋、引く動作を補助する上腕二頭筋も使われます。
主に使う筋肉
- 広背筋
- 僧帽筋
- 上腕二頭筋
背中の「広がり」を作りたい人、いわゆる逆三角形の体型を目指したい人に特におすすめの種目です。

ラットプルダウンのやり方
マシンのシートに座り、太ももをパッドで固定した状態から、バーを胸の上部に向けて引き下ろす種目です。
手順
- シートに座り、太ももをパッドにしっかり固定する
- 肩幅より少し広めにバーを握る
- 胸を軽く張り、上体をわずかに後ろに傾ける
- 肘を下方向に引きながらバーを胸の上部まで引き下ろす
- 肩甲骨を寄せて胸を張った状態で一瞬止める
- ゆっくりバーを元の位置に戻す
ポイントは、バーを引き下ろすというより、肘を下に引くイメージで動かすことです。この意識を持つだけで広背筋に効かせやすくなります。
フォームのポイント
胸を張って上体をわずかに傾ける
上体をまっすぐ立てたままだと引きにくく、背中に効かせにくくなります。胸を軽く張り、上体をわずかに後ろに傾けることで広背筋を使いやすくなります。ただし傾けすぎると腰への負担が増えるので、15〜20度程度を目安にしましょう。
肘を体側に向かって引く
肘を真下ではなく、体側に向かって引き下ろすイメージで動かしましょう。この動きで肩甲骨が自然に寄り、広背筋への刺激が入りやすくなります。
ゆっくり戻す
バーを戻すときに広背筋がストレッチされます。勢いよく戻すとこのストレッチが抜けてしまうので、戻す動作もゆっくり丁寧に行いましょう。
よくあるNGフォーム
腕だけで引いてしまう
肩甲骨を動かさずに腕だけで引くと、広背筋よりも上腕二頭筋に効いてしまいます。肘を引く意識と肩甲骨を寄せる意識を合わせて持ちましょう。
バーを首の後ろに引く
バーを首の後ろに引き下ろすやり方は、肩や首への負担が大きくなります。初心者は胸の上部に向けて引き下ろすフォームから始めましょう。
重すぎる重量を使う
重すぎると上体が大きく後ろに倒れたり、反動を使ったりしやすくなります。フォームが崩れる場合は重量を落として正しい動きを優先しましょう。
重量・回数の目安
初心者は、10回前後をきれいなフォームでできる重量から始めるのがおすすめです。
目安
- 回数:8〜12回
- セット数:2〜3セット
- 休憩:60〜90秒
- 頻度:週1〜2回
最初は背中に効いている感覚をつかむことを優先して、重量は後から少しずつ上げていきましょう。
ラットプルダウンはこんな人におすすめ
- 背中の広がりを作りたい人
- 懸垂がまだできない人
- ジムで背中トレを始めたい初心者
- 逆三角形の体型を目指している人
- 懸垂の練習として取り入れたい人
ラットプルダウンとあわせて覚えたい種目
- シーテッドロー|背中の厚みを鍛えるローイング種目
- 自重懸垂|同じ動きを自重で行う種目
- ワンハンドダンベルローイング|片手で広背筋を狙う種目
- ベントオーバーローイング|バーベルで背中全体を鍛える種目
- 筋トレ種目一覧ガイド|ジム・自宅・公園で探せる実践マップ
まとめ|ラットプルダウンは背中の広がりを作る基本マシン種目
ラットプルダウンは、広背筋を中心に背中の広がりを作るジムの基本種目です。
懸垂よりも負荷を調整しやすいため、背中トレの入口として最適な種目です。まずは以下の3点を意識してみてください。
- 胸を張って上体をわずかに傾ける
- 肘を体側に向かって引く
- ゆっくり戻す

「ラットプルダウンは最初、腕ばかり疲れて背中に全然効いている気がしませんでした。重量を思い切って落として、肘を引く意識に切り替えたら背中に効く感覚がわかってきました。最初は軽めでいいので、効いている感覚をつかむことを優先するのがおすすめです。」
関連リンク
- この種目の親記事:背中トレ完全ガイド
- ほかの同部位種目を見る:背中の種目一覧
- 全種目から探す:筋トレ種目一覧|部位別・器具別やり方ガイド
- 筋トレ全体の流れを見る:筋トレロードマップ
- 初心者向けの入口を見る:筋トレの始め方


コメント