
ベンチに背中を預けてお尻を持ち上げる動作で臀筋を鍛えるトレーニングです。
ヒップリフトと同じ動きをベンチを使って行うことで可動域が広がり、臀筋をより深くストレッチしながら高負荷で鍛えられます。
ヒップアップを目指す人・臀筋を本格的に鍛えたい人に特におすすめの種目です。自重から始めてバーベルやダンベルで負荷を上げていけるため、長期的に取り組みやすい種目でもあります。まずは自重でフォームを固めてから、少しずつ負荷を上げていきましょう。
| 種目名 | ヒップスラスト |
|---|---|
| メインターゲット | 臀筋 |
| サブターゲット | ハムストリングス・大腿四頭筋 |
| 種目タイプ | 自重・バーベル・ダンベル |
| ロケーション | ジム・自宅 |
| 難易度 | 初心者〜中級者 |
ヒップスラストで鍛えられる部位
ヒップスラストで主に鍛えられるのは、お尻にある臀筋です。あわせて、太ももの裏側にあるハムストリングス、太ももの前側にある大腿四頭筋も使われます。
主に使う筋肉
- 臀筋
- ハムストリングス
- 大腿四頭筋
ベンチに背中を預けることでヒップリフトより深くお尻が下がり、臀筋のストレッチが大きくなります。また頂点での収縮も強くなるため、臀筋への刺激がヒップリフトより高くなります。ヒップアップを目指す人に最もおすすめしたい種目のひとつです。

ヒップスラストのやり方
ベンチの端に肩甲骨あたりを当てて寝た状態から、膝を曲げてお尻をゆっくり持ち上げる種目です。
手順(自重)
- ベンチの前に座り、肩甲骨の下あたりをベンチの端に当てる
- 足を腰幅に開き、膝を90度程度に曲げて床につける
- 両手をベンチの上に置いて体を安定させる
- お腹に軽く力を入れて体幹を固める
- かかとで床を押しながらお尻をゆっくり持ち上げる
- 肩・腰・膝が一直線になるくらいまで上げる
- 臀筋をギュッと絞って一瞬止める
- ゆっくりお尻を下ろす
- お尻が床につく手前で止めて繰り返す
ポイントは、頂点で臀筋をしっかり絞ることです。ただ上げ下げするだけでなく、頂点でお尻をギュッと締める動作を加えることで臀筋への収縮刺激が大幅に高まります。
バーベル・ダンベルを使う場合
自重に慣れてきたら、股関節の上にバーベルやダンベルを乗せて負荷を上げましょう。バーベルを使う場合はパッドを巻いて腰骨への当たりをやわらげると動作しやすくなります。

フォームのポイント
肩甲骨をベンチに当てる
背中全体をベンチに預けるのではなく、肩甲骨の下あたりをベンチの端に当てることで可動域が広がります。背中が高すぎる位置に乗ると可動域が狭くなるので注意しましょう。
頂点で臀筋を絞る
お尻を持ち上げたときにただ止めるだけでなく、臀筋をギュッと絞る意識を持ちましょう。この収縮が臀筋への刺激を最大化します。
膝が内側に入らないようにする
動作中に膝が内側に入ると膝関節への負担が増えます。膝とつま先の向きをそろえた状態をキープしましょう。
よくあるNGフォーム
腰が反りすぎる
お尻を高く上げようとして腰が過度に反ると、腰椎への負担が増えます。肩・腰・膝が一直線になる高さを目安にして、それ以上高く上げないようにしましょう。
お尻が床についてしまう
お尻を完全に床につけると臀筋への負荷が抜けてしまいます。床につく手前で止めて繰り返すことで刺激を維持しましょう。
足の位置が遠すぎる・近すぎる
足の位置が遠すぎるとハムストリングスへの負荷が増え、近すぎると大腿四頭筋への負荷が増えます。頂点で膝が90度になる位置を目安に調整しましょう。
重量・回数の目安
まずは自重でフォームを固めてから、少しずつ負荷を上げていきましょう。
目安(自重)
- 回数:15〜20回
- セット数:2〜3セット
- 休憩:60秒前後
- 頻度:週2〜3回
目安(バーベル・ダンベルあり)
- 回数:10〜15回
- セット数:2〜3セット
- 休憩:60〜90秒
- 頻度:週1〜2回
ヒップスラストはこんな人におすすめ
- ヒップアップを目指している人
- 臀筋を高負荷で本格的に鍛えたい人
- ヒップリフトに慣れてステップアップしたい人
- バーベルやダンベルで負荷を上げながら長期的に取り組みたい人
- お尻の形・丸みを整えたい人
ヒップスラストとあわせて覚えたい種目
- ヒップリフト|臀筋を鍛える自重の基本種目
- ドンキーキック|臀筋を四つん這いで集中的に鍛える自重種目
- クラムシェル|中臀筋を横向きで鍛える自重種目
- ルーマニアンデッドリフト|ハムストリングスと臀筋をバーベルで鍛える種目
- 筋トレ種目一覧ガイド|ジム・自宅・公園で探せる実践マップ
まとめ|ヒップスラストは臀筋を高負荷で追い込めるヒップアップ種目
ヒップスラストは、臀筋をストレッチしながら高負荷で集中的に鍛えられるヒップアップ種目です。
自重から始めてバーベルやダンベルで負荷を上げていけるため、長期的に取り組みやすい種目です。まずは以下の3点を意識してみてください。
- 肩甲骨をベンチの端に当てて可動域を確保する
- 頂点で臀筋をしっかり絞る
- 腰を反らせず肩・腰・膝を一直線に保つ

ヒップスラストはヒップリフトと同じ動きに見えて、ベンチを使うだけでお尻への効き方が全然違います。頂点で臀筋を絞る意識を加えてから、お尻がパンパンになる感覚がわかってきました。自重でもしっかり効くので、バーベルを使う前にまず自重でフォームを固めるのがおすすめです。
関連リンク
- ほかの同部位種目を見る:ジムで鍛えるヒップアップ種目まとめ
- 全種目から探す:筋トレ種目一覧|部位別・器具別やり方ガイド
- 筋トレ全体の流れを見る:筋トレロードマップ
- 初心者向けの入口を見る:筋トレの始め方

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