肩を鍛えたいけど、ジムに行く時間がない。器具をそろえるほどではない。そんな人でも、自宅でできる肩種目はあります。
この記事では、自重・ダンベル・チューブを使って自宅でできる肩トレーニングを4種目まとめて紹介します。
器具なしの種目から段階的に負荷を上げていけるので、肩トレを初めて取り入れる人の入口として活用してみてください。
この記事で紹介する4種目
| 種目 | 鍛える部位 | 難易度 | 器具 |
|---|---|---|---|
| パイクプッシュアップ | 三角筋前部・中部 | 初心者 | 自重 |
| ダンベルサイドレイズ | 三角筋中部 | 初心者 | ダンベル |
| チューブリアレイズ | 三角筋後部 | 初心者 | チューブ |
| ダンベルショルダープレス | 三角筋前部・中部 | 初心者〜中級者 | ダンベル |
肩トレの基本|三角筋の3つの部位を意識する
肩トレを効果的に進めるために、まず三角筋の構造を整理しておきましょう。
- 前部:肩の前側。押す動作で使われやすく、胸トレでも補助的に使われる
- 中部:肩の横側。肩幅を広くする筋肉。サイドレイズで集中的に鍛えられる
- 後部:肩の後ろ側。普段意識しにくい部位。巻き肩・猫背の改善にも関わる
この3つをバランスよく鍛えることが、肩全体を整えるうえでの基本です。

「肩トレは前側だけ鍛えがちですが、後ろ側を鍛えることで肩の丸みとバランスが整ってきます。自宅でも三角筋の3部位をカバーできる種目を選ぶのがポイントです。」
1. パイクプッシュアップ|器具なしで肩前部を鍛える入門種目
パイクプッシュアップは、お尻を高く上げた姿勢から頭を床に向けて下ろす自重トレーニングです。
器具が不要で床さえあればどこでもできるため、自宅で肩トレを始めるときの最初の1種目として取り入れやすい種目です。
鍛えられる部位
三角筋前部をメインに、三角筋中部・上腕三頭筋も使われます。
難易度
初心者
やり方(簡易)
- 通常のプッシュアップの姿勢からお尻を高く上げて逆V字型にする
- 肘を曲げながら頭を床に向けてゆっくり下ろす
- 頭が床ギリギリの高さになったら一瞬止める
- 肘を伸ばしながら元の逆V字の姿勢に戻す
お尻の高さを保ちながら頭を真下に下ろすことを意識しましょう。お尻が下がると通常のプッシュアップに近くなり、肩への負荷が抜けてしまいます。
👉 パイクプッシュアップの詳しいやり方・フォームのポイントはこちら
2. ダンベルサイドレイズ|肩幅を広くする基本ダンベル種目
ダンベルサイドレイズは、両手にダンベルを持ち、腕を横に持ち上げる肩トレーニングです。
三角筋中部を集中的に鍛えられるため、肩幅を広くしたい人・肩のラインを整えたい人に向いています。
鍛えられる部位
三角筋中部をメインに、三角筋前部・僧帽筋も使われます。
難易度
初心者
やり方(簡易)
- 両手にダンベルを持ち、体の前で軽く合わせるように構える
- 肘を軽く曲げたまま、腕を体側から肩の高さまで横に持ち上げる
- 一瞬止めてからゆっくり元の位置に下ろす
小指側を少し上に向けながら持ち上げると三角筋中部に効かせやすくなります。肩をすくめないように注意しましょう。
👉 ダンベルサイドレイズの詳しいやり方・フォームのポイントはこちら
3. チューブリアレイズ|肩の後ろ側を鍛えるチューブ種目
チューブリアレイズは、トレーニングチューブを使って腕を後ろに開く肩トレーニングです。
三角筋後部を集中的に鍛えられるため、肩の後ろ側のラインを整えたい人・巻き肩や猫背を改善したい人に向いています。
鍛えられる部位
三角筋後部をメインに、僧帽筋・菱形筋も使われます。
難易度
初心者
やり方(簡易)
- チューブの両端を両手で持ち、腕を前に伸ばす
- 肘を軽く曲げたまま、腕を左右に開くように引く
- 肩甲骨が寄る感覚を確認しながら腕が肩の横に来るまで開く
- 一瞬止めてからゆっくり元の位置に戻す
腕を開くときに肩甲骨を寄せる意識を持つと三角筋後部に効かせやすくなります。肩をすくめないようにしましょう。
👉 チューブリアレイズの詳しいやり方・フォームのポイントはこちら
4. ダンベルショルダープレス|肩全体を鍛えるダンベル種目
ダンベルショルダープレスは、両手にダンベルを持ち、頭上に押し上げる肩トレーニングです。
三角筋前部・中部を中心に肩全体を鍛えられるため、肩トレの中心種目として位置づけやすい種目です。
鍛えられる部位
三角筋前部・中部をメインに、上腕三頭筋・僧帽筋も使われます。
難易度
初心者〜中級者
やり方(簡易)
- 椅子やベンチに座り、ダンベルを肩の高さで肘を90度に曲げて構える
- 胸を軽く張り、体幹に力を入れる
- ダンベルを頭上に向けてゆっくり押し上げる
- 肘が伸びきる手前で一瞬止め、ゆっくり元の位置に下ろす
上体が後ろに倒れすぎないように背もたれを活用しましょう。肘を伸ばしきらない意識を持つことが大切です。
👉 ダンベルショルダープレスの詳しいやり方・フォームのポイントはこちら
4種目の組み合わせ方
4種目すべてを一度にやる必要はありません。器具の有無や目的に合わせて組み合わせましょう。
器具なしで始めるなら
- パイクプッシュアップ
ダンベルがあるなら
- ダンベルサイドレイズ
- ダンベルショルダープレス
チューブも加えて三角筋3部位をカバーするなら
- パイクプッシュアップ
- ダンベルサイドレイズ
- チューブリアレイズ
- ダンベルショルダープレス
ジムでの肩トレも取り入れたい方へ
自宅肩トレに慣れてきたら、ジムでのマシン・ケーブルを使った種目も組み合わせると、肩全体をより効率よく鍛えやすくなります。
まとめ|自宅肩トレは三角筋の3部位をカバーする種目選びがポイント
自宅でできる肩トレーニングは、器具なしのパイクプッシュアップから始められます。
ダンベルとチューブを加えることで、三角筋の前部・中部・後部をバランスよくカバーできます。まずは取り入れやすい種目から始めて、慣れてきたら種目数を増やしていきましょう。
肩トレ全体の流れを確認したい方は、肩トレ完全ガイドもあわせて読んでみてください。
関連リンク
- この記事の親記事:肩トレ完全ガイド
- ジムでの肩トレを見る:ジムでできる肩トレ5種目
- 全種目から探す:筋トレ種目一覧|部位別・器具別やり方ガイド
- 筋トレ全体の流れを見る:筋トレロードマップ
- 初心者向けの入口を見る:筋トレの始め方
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